知ってると知らないじゃ大違い!気になる失業給付金受給の条件

別居+お金

ずっと努めてたけど、職場の人間関係で仕事やめちゃった。

生産終了で有期契約が打ち切られた。

守るべき家族がいるのに、このままじゃ生活していけない。

急な退職は誰にでも起こりうる大きなリスクです。

養わないといけない人がいれば尚更、不安は大きなりますよね。

でも、安心して下さい!!

失業のリスクに対応した公的保険制度があります!

知ってると知らないじゃ、大違い!雇用保険制度のお話です。

しっかり知って、失業してもお金に困らない生活を手に入れましょう!

この記事はこんな人にオススメ
  • 失業給付を受給したい人
  • 無収入になるのが不安で、辛い職場を辞められない人
  • 1年以上努めた職場を退職してしまった人

働ける状態なのに働き口がない!!失業給付金が家族を救う!?

失業給付金とは

働ける状態なのに働き口がない!!という求職者が受けられる給付金です。

ムスメ
ムスメ

毎日遊んで暮らしてても、お金がもらえる!??

アル
アル

そんなことあるかーーい!!

『求職活動を継続して行っている』っていうのが条件やねんで!

求職活動している事実を形にして提出しなあかんねん。

失業給付金を受けるには色々な条件があるねんで。

受給するために気をつけること

雇用保険加入期間

離職日以前2年間で雇用保険に加入していた期間が通算12ヶ月以上あること!

なおかつ、1ヶ月の出勤日数が11日以上であることが条件です!!

アル
アル

途中で転職しても、過去2年間までは遡って申請できるで!!

上記は、『一般の受給資格者』(自己都合退職・定年退職等)の失業給付金受給資格の要件です。

『特定受給資格者』(会社都合退職・会社の倒産・リストラ等)の失業給付受給資格の要件は以下となります。

また、離職日以前1年間に雇用保険に加入していた期間が通算6ヶ月以上あることが条件となります。

1年しか遡れないけど、保険加入期間の設定が6ヶ月と緩和されます。

退職理由によって支給日が異なる

「この会社は仕事内容が合わなかったから、やめたいです!」(自己都合退職)っていう人と、「この仕事が好きだったのに、不景気による減産で会社からの通達により退職に至りました。」(会社都合退職)っていう人では対応が異なります。

退職理由によるそれぞれの失業給付金の支給日は次の通りです。

〈自己都合退職の場合〉

7日(待機期間)+2ヶ月(給付制限)後より支給

〈会社都合退職の場合〉

7日後(待機期間後)より支給

アル
アル

上記の支給日はあくまでも目安やで!実際は、説明会や手続き等を含めて銀行口座への入金は1ヶ月はかかると思っておいた方がいいで!

また、自治体によって支給日が異なる場合があるから、ハローワークに確認してな!

退職してから失業手当給付金受給までの流れ

旦那くん
旦那くん

退職したから、すぐにハローワーク行って失業給付金受給の申し込みしてくるわ!!

アル
アル

チョット待って!!まずは、退職した会社から離職票をもらうのが最初やで!

給与締め日前に退職した場合、最終給与が確定してからの離職票発行となる場合が多いから

すぐに離職票が手に入れへん場合があるねん。

受給までの流れ
  1. 会社に離職票を発行してもらう。
  2. 住民票に記載のある住所を管轄するハローワークに離職票を持っていき求職の申込みをする。
  3. 離職理由の確認、受給資格者であることを確認。受給資格が決定。
  4. 最初の失業認定日。
  5. 失業手給付金の振込

ざっとこんな感じの流れになります。もし、今回退職した会社での雇用保険加入期間が12ヶ月未満で前職分と合算したい場合は今回退職分の離職票と一緒に前職退職分の離職票をハローワークに提出して下さい。

旦那くん
旦那くん

前職分の離職票なんてもう手元にないんだけど。捨ててしまった。

前職に連絡して、再発行してもらわないとダメ?

アル
アル

既に発行済の離職票を紛失してしまった場合は、ハローワークへ行ったときに再発行してもらったらいいで!

念の為、本人確認証も持っていったほうがいいで!

所定給付日数が条件によって変わる

退職理由や離職時の年齢、雇用保険加入期間によって所定給付日数が異なります!

失業給付金の給付日数は退職理由などによって異なり、一定の上限もあります。

また、一般の受給資格者には離職時の年齢での区切りは有りませんが、特定受給資格者には離職時の年齢よって給付日数が異なります。

基本、同じ雇用保険加入期間の場合、一般の受給資格者に比べて特定受給資格者の方が給付日数は多くなります。

法改正などにより日数の定めが変更になる場合があるので、具体的な日数はこちらのブログでは記載いたしません。手続きを行う際に管轄のハローワークへお問い合わせ下さい。

失業給付金の受給期間

原則として、離職した次の日から1年間です。退職してから求職の申込みが遅れると所定給付日数分全ての失業給付手当が受給できない場合があるので要注意です!

アル
アル

最終給与の振込が済んでいるのに、離職票が送られて来ない場合は会社に催促してもいいと思うで!

申請するに当たっての大切なポイント!!

失業給付金を受給している間は誰かの扶養に入ることはできません!!

コレは、傷病手当金を受給にている時と一緒です。万が一の怪我から生活を救う?!!傷病手当金

ただし、待機期間+給付制限のかかっている期間は扶養に入ることができます。扶養に入った場合は、失業手当給付金を受給した日より扶養から外す手続きが必要です!!

また、失業給付金の受給を終了して扶養に入る際は受給終了の捺印がある『雇用保険受給資格者証』(写し)の提出が必要となります。

雇用保険は求職者の為の保険であって、求職者の家族の保険ではない!

『受給者本人の都合がつかないため、代わりに家族が手続きに行く。』コレができません!!

あくまでも、求職者に対して給付されるものですので、本人が手続きを進めない限り給付金は手に入りません!

以上、失業給付金についてでした。

もう一つの公的制度はこちらです→万が一の怪我から生活を救う?!!傷病手当金

正しく理解して、スムーズに手続きを進めましょう!!あなたのお役に立てると幸いです☆

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