お金の価値ってどういうこと？

円安、円高の話は、お金の価値観を養うためにとても重要な知識です。

円安、円高の状態ってこんな感じです。比較対象をドルとしてみてみましょう。

円安（１ドル＝１００円⇒１ドル＝１３０円）

円の価値が落ちてしまって（円安）１００円では１ドルのリンゴが買えなくなってしまいました。逆を言えば１ドルの価値が１００円から１３０円に上がったので『ドル高』になったと言えます。

円高（１ドル＝１００円⇛１ドル＝８０円）

円の価値が上がって（円高）１００円で１ドルのリンゴを買ったら２０円のお釣りがきました♪逆を言えば１ドルの価値が１００円から８０円に落ちてしまったので『ドル安』になったと言えます。

今、手元にある１０００円はもしかしたら明日には１０００円の価値ではなくなっているかもしれません。『お金の価値は日々変動する』この認識は大切です！！

なんで円安、円高になるん？

基本的には、ドルを円に変換したり、円をドルに変換したりする動きが『円安』『円高』を決めます。

例えば・・・

日本が外国の自動車を輸入する場合

外国の自動車を購入（輸入）する為に、自国通貨（円）は使えないのでドルに変換する（円でドルを買う）。輸入の回数、台数が増えるほどドルに変換する金額が増える。この状態は、ドルの需要が増えているということです。

これが円が売られて、ドル買いが進む『円安、ドル高』です。

また、日本製品を海外に輸出するときはこの逆の状態になります。外国が日本の商品を輸入するためにドルを円に変換させる（ドルが売られて、円が買われる）。円の需要が増える。『円高、ドル安』ですね。

国境を超えた、モノやサービスの売り買いが『円安、円高』が起こるメカニズムの１つとなっています。

円安、円高になったらどうなるん？

円安になれば・・・・

海外へ日本の商品、サービスを売りやすくなる。

外国からの観光客が増える。

円安だから、日本の企業が危ないってってことは一概には言えないのです！

日本の企業で外国に支社がある企業だってたくさんあります。円安のときに外国の支店で売上が伸びるということは、円安のときにドルをたくさんGETできるということです！！ということは、売り上げたドルを日本円に換算すると、日本製品を日本で売ったときよりも売上が出ますよね。

円高になれば・・・

日本人が海外旅行に行きやすくなる。

輸入品が安く買える。

円安と円高を繰り返してバランスを取っているのです。これが『経済が回っている』ということなのです。だから、極端に円安過ぎたり円高過ぎたり、極端にその期間が短かったり、長すぎたりするのは良くないということです。『うまく経済が回っていない』ということになります。

国と国とがいい関係になるために、経済はうまく回っている方がいいですね！！

円安、円高については以上となります。

子供たちと、もっとお金について一緒に考えていきたいと思いブログに残しました。内容は、本当に簡単なところだけを抜粋して、簡単に解説しています。あくまでも子供向けです♪

円安、円高は本当はもっと複雑です。インフレ、デフレ、株式投資など今後もっと詳しく説明したいなと思っています☆

ぜひ、子供とのお金の会話に役立てていただけたらと思います♪