実際災害が起きた時、自分ひとりで子供たちを守れるか不安。
防災の準備って何を揃えていいのか分からない。
最近、自然災害が頻繁に起こっていて心配ですね。
シングルマザーならなおさら心配になります。
だって、男性のように子供を抱えて避難する力もないですし、いっきにたくさんの荷物を運ぶこともできないですから^^;
シングルマザーはシングルマザーなりに自分ができる最大限の防災対策をとっておきましょう。
自分の経験をもとに、災害発生時の防災対策をご紹介します。
1つでもあなたと、あなたの家族を守る手段になりたい。
防災準備を一緒に整えていきましょう!
災害を経験したこと
阪神淡路大震災
私が小学生の頃に、阪神淡路大震災が起こりました。
震度6を経験したのは後にも先にもこの1度きり。
うちの周りは、家屋の倒壊などの被害はなかったのですが揺れに対する恐怖を未だに覚えています。
周りの県では、家屋の倒壊や火災あちらこちらで起こり、神戸では高速道路が崩れてすごい被害が出ているのをテレビを見て知りました。
余震が心配され、震災の当日は外に出ることはできず家の中で過ごしました。
幸い、我が家は『モノを買い溜める癖』があったので食料には困りませんでした。
翌日からは普通に学校へ登校していました。
2014年関東の大雪
関東の大雪は結構最近ですね。
まだ、関東で住んでいた時に大雪にあいました。
初めての大雪に身の危険を感じました。
雪は夜中中降り続いて、朝には家の3分の1が埋まるほどに積もっていました。
車も動かせず、ひたすら雪かき。
関西生まれ関西育ちだった私は、こんな大雪初めてで、もちろん雪かきも初めての経験でした。
道路の積雪をどかすにも捌ける場所がなく、アパートの外壁へ寄せて積んでいく形となりました。
この頃、メゾネット式アパートの角部屋に住んでいたため外壁へ寄せられた雪のせいで部屋の温度が下がり、エアコンが効かない状態となりました。
物流がとまり、家に食料がなくコンビニ、スーパーに行くも食料品の棚はすべて空。
旦那さんも職場から帰ってこれず。
一日中続く雪かきで体力も限界。
ママも子供も空腹。
命の危機を感じました。
こういう時、子供がいる世帯ってほんとに大変なんです。
『子供を守りたい』と思う気持ちだけではどうにもならないのです。
まだ、ライフラインが生きていたため最悪の状態は切り抜けられたと感じました。
災害を経験して学んだこと
被災地でなくても影響はでる!
直接、被害が出ていない状況でも災害の影響はでます!
近隣の県で大きな被災がが出て、交通機関が遮断されると物流は簡単にとまりす。
スーパーやコンビニの食料品は争奪戦となり、小さい子供のいるシングルマザーにとっては不利な状況となります。
命を守る行動が最優先!
避難する時は、安全を確認してから!!
特別警報が発令されるのが、日中であるとは限りません。
夜中である場合、すぐに避難するのは難しくなります。
シングルマザーが小さい子供をつれて避難するのは逆に危険な場合があります。
夜が明けてから、しっかり状況を確認して行動しましょう。
避難所へ避難することが時と場合によって『最も安全』な選択ではないのです。
命の次は食べること!
空腹は生きる活力を奪います!
災害にあって、空腹の恐ろしさを知りました。
当然ですが、お腹が減ると体力も奪われますし、やる気も失います。
避難所へいかない場合、空腹を乗り切るための備えはしっかり整えておきましょう。
空腹さえ満たしておけば、後はなんとかなるで!!
シングルマザーが被災したら・・
こんなことが起こります!
子供と連絡が取れない
連絡手段がなくなります。
スマホを持っていたとしても、回線が混み合うため繋がらないことが多いです。
職場から出られない
災害は突然起こります。
日中被災した場合、安全確認が取れるまで職場から出られないことがあります。
家から出られない
下校後の子供たちは、家から出られないことも!
いくら避難先が指定されていても子供だけの場合、実際被災すると家から出られないことが多いです。
買い物に行けない
被災後、危険が残る場合買い物に行けません!
大きな地震の後の余震や、記録的な大雨の後の地盤の緩みはとても危険な状態です。
子供が小さいシングルマザーの場合、子供を連れて被災現場での買い物は控えましょう。
子供の行動は予測不可能な場合も多いからな。
また、被災時は日常とは違うこともしっかり頭においておこうな。
買い出しも、炊き出しの受け取りもママ一人では困難になります。
ライフラインがとまる
復旧まで数日掛かることも。
ライフラインがとまると、本気で何もできなくなります。
ライフラインの復旧までに掛かる日数は以下の通りです。
シングルマザーがするべき災害対策
子供とルールを決めておく!
災害が起きたときの集合場所を決めておきましょう!
連絡を取ることが困難になるので、あらかじめ集合場所を決めておくと子供もママも安心です。
また、避難な場所へ行かない場合の対応もしっかり伝えておきましょう。
地震や台風が来るときは窓と雨戸を閉める。
窓の少ない部屋へ移動する。
など、日頃から話しておくのもいいかもしれませんね。
極力、どんなことが起きても『自分のことは自分でできる子』に育てておくのもポイントです!
⇛まるで会社!子供を自立させる!実質シングルの我が家流子育て法
避難時は身軽に!
荷物は少なく、逃げ遅れがないように!
シングルマザーはどうしても、大人1馬力となるため子供をつれて素早く避難することが難しくなります。
防災グッズを買い揃えるのは良いことですが、持っていくことに精一杯になりすぎて逃げ遅れがないようにしましょう。
防災バックには必要最低限のものだけ詰めておき、できるだけ身軽にして避難しましょう。
備えが多ければ多いほど安心なのはわかるけど
ママも子供も素早く避難するのが最優先やで!!
備蓄は食料をメインに!
家で待機する場合は、食料をメインに備えておきましょう!
また、ライフラインが止まってしまうことを想定して備蓄する食料品をチョイスしていくことをオススメします。
特にオススメしているのは、美味しいご飯が簡単に食べられる非常食です。
アルファー食品さんの非常食は、非常食の『美味しくない』を覆します!
味がしっかりしていて美味しい!
また、種類もバラエティーにとんでいて飽きることがありません。
避難生活をする上で『心が喜ぶ美味しいもの』を食べることは生きていく上での活力につながります。
アレルギー持ちの子供がいる場合も、アレルギー対応している商品を多く取り扱っているので安心して防災の準備ができます。
本棚にしまえるほどの薄めの箱に入っているため、場所取らずコンパクトに収納できます。
収納スペースが少ない賃貸住みにはめちゃくちゃありがたい。
備蓄品や防災グッズって結構、かさばってスペースを圧迫するねん。
あると助かる防災対策グッズ
防災バック
避難所への避難が推薦される場合は、最低限のモノを詰め込んだ防災バックを持って避難しましょう!
防災バックは自分にあった内容のものを選ぶのがポイントです!
我が家はこちらのサイトで用意しました!
必要最低限のものが網羅できているので我が家にはちょうど良かったです。
カセットコンロ
ガスが復旧するのは意外と日数がかかります!
ガス、電気が止まってしまっている場合ガスコンロがあればめちゃくちゃ助かります。
冬の寒い時に被災してしまった場合、温かいものをお腹に入れるだけで安心できます。
また、寒さをしのぐためにお湯を沸かし湯たんぽに入れ暖をとることも可能です。
非常用充電器
長引く非常時の電源確保は必須!!
スマホの充電だけではなく、懐中電灯やラジオをとして使用することができます。
電池が必要なく、手動で発電できるものがオススメです。
ダイナモのラジオライトはコンパクトで防災グッズとして備えるにはぴったりです!
まとめ
日頃から防災について考える
日頃から子供たちと防災について話をしておきましょう!
災害時にすぐに行動できるように『もしも』の話をしてしっかりシュミレーションしておくことをオススメします。
本当に危険な状態になった時、心構えができているだけで結果が変わってきます。
日本気象協会ホームページに記載されている『知る防災』のベージで防災についてより詳しくわかりやすく学ぶことができます。
⇛https://tenki.jp/bousai/knowledge/ (日本気象協会『知る防災』)
対処法を確認する
いざと言うときの対処法を親子で確認しておく!
防災バックの中身や道具の使い方を一緒に確認しながら、バッグへ詰めていきましょう。
使用時になって、使い方がわからないのは困りますよ!
また、災害時連絡が取れない場合は『災害用伝言ダイヤル(171)』の利用をオススメします。
災害に備えて、利用方法をしっかり確認しておきましょう。
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